Angel&Devil Power to Defend〜第一章〜守るべき力の覚醒〜

光が止むとその中心に光を纏ったリュカが立っていた。 背中からは2対4本の純白の翼、周りには神々しい光が包み、羽からは魔人の炎からレナをかばったため、煙が出ていたが無傷であった。 魔人「詠唱もせずに天使化だと!本当にただの守護天使か!?」 明らかに動揺している魔人に対してリュカは落ち着いた様子だった そして魔人の驚愕を無視し呟いていた リュカ「ったく、不本意だが俺にも優しさがあったってことか・・・しかも守るべき者がレナかよ・・・」 レナ「リュ、リュカ、それ・・・」 レナが羽を指で差しながら言う リュカ「ん?これか?羽だよ心配ねぇ。少し待ってろ。すぐ終わる!」 魔人「く、天使化したからと行っても所詮下級の守護天使!軽く殺してくれるわ!我が名は・・・」 リュカ「うるせぇよ!てめぇなんて雑魚Aで充分だ!消えろ!」 リュカが一瞬で雑魚Aの懐に入り、掌抵を入れようとするが雑魚Aは空中に飛び、炎の矢を吐く、しかしリュカは羽で弾く リュカ「そんなもんかよ?おまえほんとに魔人か?」 雑魚A「うるさい!!我は最強の魔人だ!消えろ!我が最大魔術で!デス・・・」 リュカ「遅ぇよ!消えろ!!!」 リュカの羽が数本四散し、雑魚Aに向かって飛んでいく。羽をくらった雑魚Aは・・・消えた 魔人が消えると同時にリュカの周りを包む光が止み、羽もリュカの中に消えた リュカ「ん?あぁ!ちくしょう!もう終わりかよ!久しぶりに天使の気分味わえたのに・・・」 ブツブツ愚痴るリュカに対してレナは レナ「リュカさっきのどういうこと!?」 レナが混乱しながらも怒った様な声で叫ぶ リュカ「あ〜、簡単に説明するから落ち着いて聞けよ。俺は天使なんだよ。     なのに学校には行かされるわ、センコーには逝かされるわ、おまえにも逝かされるわ・・・     守るべき者がおまえなら守らなくても自力で何とかなるんじゃないのか?って思うけどな。」 レナ「天使って・・・ていうか私は逝かしてないでしょ!勝手に私を殺人犯にしないで!」 論点がずれているがかなりお怒りの様子だ。 その証拠にどこから取り出したのか・・・なぜか鉄パイプを持っている。 このままではマジで殺されそうだ… リュカ「わかった!わかりました!!!訂正しますからその鉄パイプしまってください!!!」 レナが頭上に持ち上げた鉄パイプをゆっくり下ろす。 レナ「まぁいいけど、さっきの奴何?新手の誘拐?映画の撮影?」 リュカ「あんな誘拐犯いるかよ・・・ あいつらは俺を殺しに来た悪魔だ。魔人一人だったから何とかなったけど次はどうなるかわからねぇ。 今みたいにおまえも狙われるかもしれないから俺にあまり近づくな。」 リュカが少し強い口調で言う レナ「でも私がいないと天使になれないんだよね?」 どうやら話の流れでわかったらしい。無駄に優等生なのでこういうところは骨が折れる リュカ「まあ、な」 言いづらそうに言うリュカ、レナの言いたい事が解っているからだ レナ「なら一緒にいないとリュカがやられちゃうじゃん。」 リュカ「だからってそんなことしたらおまえにも危険が・・・」 リュカの言い分をレナの言葉が遮る レナ「いいから、いいから♪リュカが守ってくれれば問題無いでしょ♪なんて言われてもついていくからね♪」 天使の様な微笑でこんな恥ずかしい事を言われては流石のリュカも勝てなかったようだ リュカ「ぐ・・・はぁ、わかったよ。大暴れするにはおまえが居なきゃできねぇからな。」 目をそらし、頬を赤らめるリュカ レナ「なによそれ〜!怒るよ!」 リュカ「へいへい、とりあえず帰るぞ。」 ここから堕天使リュカの物語は始まる・・・ だが、これはまだ序章に過ぎなかった・・・