リュカ「たり〜な〜、学校サボるかな〜」
このサボるとか羨ましいことを言っているのはリュカ
見かけは人間だが堕天使である。
リュカ「つーかなんで天使である俺が学校に行かなきゃなんないんだ・・・
これも全部ミカエルの所為だ・・・」
リュカは大天使ミカエルに毎日喧嘩を売り
他の神々にも喧嘩をし、ボコボコにしたので人間界に力を封じられて送られたのである。
リュカ「このままゲーセン行くか」
早くもゲーセンの方向に歩き始めたリュカ
その顔は嬉しそうだった・・・
しかし彼の後ろから殴りかかってくる人影があった
?「コラ〜!!!何言ってるの!学校あるでしょ!」
カバンをリュカの頭に叩きつけながら叫ぶ女の子がいた
リュカ「レナ…俺を殺す気か?」
リュカは頭から少し出血している
しかしレナと呼ばれた女の子はそんなもの目に入らないかのように
レナ「それくらいじゃ死なないって♪早く学校行こ♪」
リュカ「俺・・今日具合が悪くて・・・」
これは嘘ではない。
なぜなら今下手をすれば死に至るかもしれない出血をしているからだ
レナ「ほら、早く早く!」
渋るリュカを無理矢理学校に連れて行くレナ
どうやらレナには看護士の素質はなさそうだ
その後授業を適当に流し、掃除も終わらせて下校時間に(班もクラスもレナと同じなので帰れなかった)
またもレナが着いてきた(家が隣なので仕方が無いが)
リュカ(ミカエルのやつ、もう少しいい場所なかったのか?)
レナ「明日もちゃんと学校来なさいよ。じゃあね♪」
リュカ「ああ、じゃあな」
もちろん来るつもりなど無いがレナの前でそんなことを言えば説教をくらってしまう。
それは絶対に勘弁だ
それから数時間後
ベッドに寝転がりながら、ミカエルの言葉を思い出していた
―数ヶ月前―
ミカエル「リュカ、おまえの能力は封印された。
おまえの能力を使うには守りたい人を見つけ、その人を守る時のみ使える。
人間相手でも大地を操ることはできるだろう、守る時だけだがな。
優しさを覚えた時にまた会おう。」
リュカ「ふざけんな!テメェ!この封印解きやがれ!!!バカエルのくせに!」
ミカエル「・・・どうやら人間界へは長くいることになりそうだな・・・・・早く逝け」
リュカの足元に魔法陣が現れる
リュカ「は?テメェ!人間界送る気かぁ!?」
リュカの言葉は最後まで伝わらなかった・・・魔方陣によって人間界へ送られたからである。
ミカエル「さて、リュカ、おまえの働きに期待しているぞ・・・」
リュカ「守りたい人なんて居るわけねぇのに
ミカエルの奴余計な条件つけやがって・・・」
リュカ「くそっ、ふざけやがって…俺に優しさなんてねぇのによ・・・」
そういって壁を叩くが体が人間の強度なので当然ダメージを受ける
リュカ「痛ぇ・・・もう寝よ・・・」
リュカの部屋の電気が消えた
次の日
リュカ「今日は4時間授業か、さてゲーセン行くか・・・」
初めてゲーセンに行ってから(レナに無理矢理連れて行かれた)
リュカはゲーセンに完全にはまってしまっているのだ。
おかげで学校をサボる時の居場所ができている。
レナ「リュカ!おはよ!」
出た…俺を学校に行かせるためのマシーンレナ…学校行くことが決定したな。
前にサボったらゲーセンの前に暴走族を率いた桜羽先生が居て
強制的に学校に送還されちまったからな…(先生がレナから教えてもらったといっていた)
リュカ「ああ、学校行くか・・・」
レナ「うん♪」
学校はいつも通り過ぎていったが帰り道でレナに
レナ「今日さ、遊びに行かない?」
リュカ「どこに?」
レナ「ゲーセン!」
リュカ「お、たまにはいいこと言うじゃん!今日こそおまえに勝ってやる!」
レナ「フフ、じゃ、2時に公園集合ね。」
リュカ「ああ、わかった!」
今日こそレナに勝ってやる・・・でもあいつ格ゲー最強だからなぁ・・・
いまだに負けたこと無いらしいし・・・・・
―公園―
リュカ「遅い・・・」
時計を見ると2時半を指していた
「いったい何してんだ?あいつは・・・」
?「テメェがリュカだな?」
黒いコートを着た男が話し掛けてきた
どう見ても怪しい、夏に暑そうなコートを着ている上に人相が悪い
リュカ「そうだけど・・・何か用か?」
?「俺は魔人だ。」
リュカ「は?」
今日は厄日だな。頭のいかれたおっさんに声かけられるとは・・・
だが次の言葉を聞いた瞬間俺の考えは一瞬で吹き飛んだ。
魔人「レナという女を預かっている」
リュカ「テメェ!」
言うなり掴みかかっていったが軽くかわされてしまった。
学年最強(自称)のこの俺の攻撃をかわすとはただ者ではない・・・
魔人「焦るな、おまえがおとなしくしていれば無事は保障する」
リュカ「・・・わかった、どうすればいい?」
魔人「話が早くて助かる。こっちに来い、目立つのは避けたい・・・」
そのまま港の倉庫に連れて行かれた。
そこにはロープで拘束されたレナが居た
リュカ「レナ大丈夫か?」
レナのロープを解きながら一応聞く
レナ「うん・・・公園に行こうとしたらいきなりこいつに捕まって・・・」
リュカ「汚い手使いやがるな。テメェの目的なんだ?」
魔人「おまえの命だ、天使を殺したとなれば俺の魔神への近道となる!」
リュカ「そんなもんはどうでもいい、とりあえずレナ、先に帰れ」
レナ「こ、腰が抜けて立てない・・・」
リュカ「ったく、外までおぶってやるよ」
俺がレナをおぶろうとすると
魔人「ちょっとまて!それは許さん!」
リュカ「なんでだ?」
魔人「そのまま逃げられてしまっては困るのでな。
それにそいつは私にとって必要なのだ」
リュカ「必要?なんでだ?」
魔人「おまえにそこまでしてやる義理は無い!死ねぃ!!!」
魔人が口から炎の矢の様な物体を吐いた。
リュカ「危ねぇ!」
俺はなんとかかわしたがなんと炎はレナに向かっている
リュカ「逃げろ!!!レナァ!!!」
レナ「え……キャー!!!!」
レナに炎がぶつかる瞬間光が全てを照らした。