あの日からおよそ半月、いつもの日常に戻っていた。
隆一「たまには他の奴とやれ、俺はもうヤダからな。」
真衣「なんでですか〜?他に強い人いないんですよ〜。」
修は那拓と秘密の特訓をしているらしい。
まあ特訓の相手があいつなだけにどんな手段を使うのか予想もつかない。
・・・・・・・・・・・イカサマとか教えないよな・・・・・・・・・・・・・・・
隆一「ほら、店長の店にいれば強い奴が来る可能性はある。」
真衣「・・・あれで?」
店長の店の常連客は5〜7歳の子供ばっかり。
年上の人々は少し先のレアカード豊富な店にかよっている。
隆一「・・・今日、あの店に行ってみろ。」
真衣「まあもうすぐ大会ですしね、デッキの強化もかねていきますか。
もちろん隆一さんも一緒にですよ、本人が行かないと不公平ですから。」
隆一「わかったから寝かせろ。」
こうして俺は余計な事柄を抱え込んでしまった。
そして放課後、俺はこっそり帰ろうと門のところまで俊足で歩いてきた。
隆一「さてと・・・帰るか。」
もとより約束を守る気など無い。
隆一「・・・っ。」
どこからか飛んで来たカードが首筋に刺さった。
ある社長も真っ青の腕前、おもわずよろけてしまう。
真衣「隆一さん♪」
・・・ばれたか。
真衣「やはり・・・やはり逃げる気だったんですね。
昼からずっと見張っていたかいがありました。」
それはストーカーと言うのでは?
隆一「わかった観念する。」
しぶしぶとカードショップに向かった。
その後・・・
真衣「あ、このカードもいいですね。」
隆一「だからってなぜ俺が買わなければいけないんだ?」
いろいろなカードをおごらされようとしている。事の発端は30分前・・・
真衣「この辺も強い人はいませんね。」
隆一「それは俺のせいではない。」
真衣「でも、責任は取ってもらいます。」
なぜか文脈を無視している気がしてならない。
隆一「わかった、俺と戦って勝ったら俺の叶えられる範囲で
あんたの願い事を一つ叶えてやるよ、それでいいか?」
真衣「はい。」
甘く見すぎていた・・・
こいつはここ最近の特訓で強くなっていたのか。
真衣「あ、このカードも・・・」
隆一「俺のサイフにも限界があるんだ、他のにしろ。」
今月の小遣いはもう90%ほど無くなってしまった。
真衣「・・・わかりました、最後にでは一つだけお願いがあります。」
・・・ねぜ急に改まる?
いつになく真剣な表情だ。
隆一「・・・なんだ?」
真衣「前から気になっていたんですけど、なんで私のことを「あんた」とか「お前」とか呼ぶんですか?」
隆一「は?」
理由・・・特に理由はないのかもしれない。
ただ、女子を名前で呼ぶのが照れくさい・・・という想いもあるかもしれない。
真衣「だ・か・ら、名前で呼んでください。」
隆一「・・・あんたの名前・・・なんだっけ?」
なぜかあいつのオーラーが倍加した気がする。
真衣「・・・「光 真衣」です・・・もう2度と忘れないでくださいね。」
その微笑の裏に般若が潜んでいる気がする。
隆一「わかった、真衣。」
真衣「!?」
目の前で体勢を崩して盛大にずっこけた・・・何をやっているんだか。
隆一「何やってんだバカ。」
真衣「だ、だってあまりにも素直なんで・・・驚いたですよ。」
こっちだってイヤイヤだったんだが。
隆一「大会まであとわずか・・・しばらく一人で特訓させてもらうからな。」
真衣「・・・お互いがんばりましょう。」
隆一「ああ。」
そして大会当日
あとがき
クロ助「今日は特別ゲストを呼んでおります♪」
リア様「ふ〜ん、ここが・・・結構普通ね。」
クロ助「では、呼んだ用件を言いましょう・・・リア様!どうか私に帝王学を教えてください!」
リア様「却下、めんどくさい。」
リア様、意外と冷たいですね。
いや、今に始まったことではないですけど・・・。
クロ助「頑張りますから、
某社長と同じくらいのハードスケジュールで勉強しますから!!」
じゃないと、自作品のキャラさえ抑えきれないと思います。
リア様「・・・わかったわ、ただし覚悟しなさい。
あと、それなりの見返りはもらうわよ。」
クロ助「・・・見返りとは?」
リア様「こっちの世界にも興味があるから、あたしの出番を作りなさい。」
クロ助「・・・考えときます。」
はてさて、その頃にはどんな修羅場になっているやら・・・
次回からは「あとがき地獄」に名前が変わります・・・。